“石蝋”の読み方と例文
読み方割合
せきろう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
石蝋せきろうの製造職工ともなったし、針商はりしょうともなったしそれから横浜へ行きました。そのすこし前ですけれど、電池製造の助手ともなりました。
力餅 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
ある石蝋せきろうの会社にも雇われた。電池製造の技師ともなった。古着商ともなり、蝙蝠傘屋こうもりがさやともなった。
桜の実の熟する時 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)