石碑いし)” の例文
墓地へ近くなるにしたがって、石碑いし屋の前には、きれいな唐草模様や、くすんだ色で塗った安物の花瓶が、棚の上に並べられてあった。
碧眼 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
武蔵野むさしのなどを散歩していますと、よく路傍の石碑いしにきざんである、この仏のおすがたを見うけるのですが、とにかく、仏さまなら、もう阿弥陀如来にょらいだけでよい、大日如来だけでよい
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
さればとて石碑いしにふとんもきせられず
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)