石琴せっきん)” の例文
蜀朝、おくりなして、忠武侯という。廟中には後の世まで、一石琴せっきんを伝えていた。軍中つねに愛弾あいだんしていた故人の遺物かたみである。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)