石沙無人せきさむにん)” の例文
石沙無人せきさむにんきやうの、いへとなり、みづとなり、となり、むらとなつた、いま不思議ふしぎきやうにのぞみながら、古間木こまきよりしてわづかに五、あとなほ十をひかへた——前途ゆくて天候てんこうのみ憂慮きづかはれて、同伴つれ
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)