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知足
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ちそく
ふりがな文庫
“
知足
(
ちそく
)” の例文
小島成斎名は
知足
(
ちそく
)
、
字
(
あざな
)
は
子節
(
しせつ
)
、初め静斎と号した。通称は五一である。棭斎の門下で善書を以て聞えた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
東の坊に中の坊に梅の坊に西の坊に北の坊に
知足
(
ちそく
)
坊の六坊の中で、西、北、知足の三坊は疾くに廢絶して、其の跡は竹藪になつてゐるが、東、中、梅の三坊だけが
上地
(
じやうち
)
の時まで殘つて
天満宮
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
小慾にあり
知足
(
ちそく
)
にあるのさ。なるほど、今は
生活
(
くらし
)
にくい浮世だ。戦い取ろう、
搾
(
しぼ
)
り取ろうと、誰も彼も逆上してあせっている。だから私は云うのだよ、慾を少なくして、足るを知れと。
生死卍巴
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
次第にさぶき
明暮
(
あけくれ
)
の風
知足
(
ちそく
)
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
“知足”の意味
《名詞》
知 足(ちそく)
足るを知ること。
(出典:Wiktionary)
知
常用漢字
小2
部首:⽮
8画
足
常用漢字
小1
部首:⾜
7画
“知足”で始まる語句
知足斎
知足院