真楫まかぢ)” の例文
旧字:眞楫
「大伴の御津の松原かき掃きてわれ立ち待たむ早帰りませ」(巻五・八九五)があり、なお、「朝なぎに真楫まかぢぎ出て見つつ来し御津の松原浪越しに見ゆ」(巻七・一一八五)があるから
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)