“まかぢ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
眞棍20.0%
眞楫20.0%
眞舵20.0%
真梶20.0%
真楫20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大御船おほみふね眞棍まかぢしじぬき
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
いはへる』は此處では、萬葉集卷十九の、『大船に眞楫まかぢしじ貫きこの吾子あごを韓國へ遣るいはかみたち』の例と同じく、『齋ひまもりて平安たひらかにあらしめ給へ神だちよ』(古義)といふ意味である。
愛国歌小観 (旧字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
眞舵まかぢしゞぬき漕がんとも
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)
大御船おほみふね真梶まかぢしじぬき
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
「大伴の御津の松原かき掃きてわれ立ち待たむ早帰りませ」(巻五・八九五)があり、なお、「朝なぎに真楫まかぢぎ出て見つつ来し御津の松原浪越しに見ゆ」(巻七・一一八五)があるから
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)