真最中まつただなか)” の例文
旧字:眞最中
嬢さまがたは庭に出て追羽子に余念なく、小僧どのはまだお使ひより帰らず、お針は二階にてしかもつんぼなれば子細なし、若旦那はと見ればお居間の炬燵に今ぞ夢の真最中まつただなか、拝みまする神さま仏さま
大つごもり (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)