相縺あいもつ)” の例文
ひっそりとした四辺あたりであった。しめやかな、光の外の光と、影の中の影とが相縺あいもつれて、それらが物の隅々にまで柔かにうちくすんでゆきつつあった。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)