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相対死
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あいたいし
ふりがな文庫
“
相対死
(
あいたいし
)” の例文
旧字:
相對死
有りふれた例をあげてみれば、当時
相対死
(
あいたいし
)
と言った情死をはかって、相手の女を殺して、自分だけ生き残った男というような
類
(
たぐい
)
である。
高瀬舟
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
公然名乗り出なかったは、
相対死
(
あいたいし
)
にの処罰に落されはせぬかと、それを恐れたというのであった。
丹那山の怪
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
「ほほ、ほほほほ、それではまるで
下司下人
(
げすげにん
)
の
相対死
(
あいたいし
)
に……いいえ、無理情死とやらではござりませぬか。両刀を
手挟
(
たばさ
)
むものが、まあ、なんという見ぐるしいお心根——」
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
対
常用漢字
小3
部首:⼨
7画
死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
“相対”で始まる語句
相対
相対峙
相対雇
相対間男
相対向
相対坐
相対塁
相対的
相対位置
相対密夫