“直顕”の読み方と例文
読み方割合
ちょっけん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雲は低く灰汁(あく)を漲(みなぎ)らして、蒼穹(あおぞら)の奥、黒く流るる処、げに直顕(ちょっけん)せる飛行機の、一万里の荒海、八千里の曠野(あらの)の五月闇(さつきやみ)を、一閃(いっせん)し、掠(かす)め去って、飛ぶに似て、似ぬものよ。
貝の穴に河童の居る事 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)