“直言”の読み方と例文
読み方割合
ちょくげん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ぼくらはただ、自由かってな生活がしたいのだ。だが、それは理由のおもなるものではない。淡白たんぱく直言ちょくげんすれば、ぼくらは富士男君の治下に立つことが不満でならないのだ」
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
そのとしうるう九月、たま/\天文てんもんの変ありて、みことのりを下し直言ちょくげんを求められにければ、山西さんせい葉居升しょうきょしょうというもの、上書して第一には分封のはなはおごれること、第二には刑を用いるはなはしげきこと
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
いかにも直言ちょくげんの士らしい。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)