“皺目(しわめ)” の例文
梅雨期(つゆどき)のせいか、その時はしとしとと皮に潤湿(しめりけ)を帯びていたのに、年数も経(た)ったり、今は皺目(しわめ)がえみ割れて乾燥(はしゃ)いで、さながら乾物(ひもの)にして保存されたと思うまで、色合、恰好(かっこう)、そのままの大革鞄を
革鞄の怪 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)