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皺嗄
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しゃが
ふりがな文庫
“
皺嗄
(
しゃが
)” の例文
その信長の叱咤も、今は声も
皺嗄
(
しゃが
)
れてしまって、何を叫んでいるのか、意味も聞き取れなくなっていた。けれど言葉の意味などは、もう将士に不要になっていた。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
木
(
こ
)
の葉の騒ぐのとは思いながら、澄んだ耳には、聴き覚えのある
皺嗄
(
しゃが
)
れた声や、快活な
高声
(
たかごえ
)
や、低い
繊弱
(
かぼそ
)
い声が
紛々
(
ごちゃごちゃ
)
と絡み合って、何やら
切
(
しき
)
りに
慌
(
あわただ
)
しく話しているように思われる。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
「はい。」と目金を向ける、気を打った捨吉も
斉
(
ひと
)
しく振向くと、
皺嗄
(
しゃが
)
れた声で
註文帳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
皺
漢検1級
部首:⽪
15画
嗄
漢検1級
部首:⼝
13画
“皺嗄”で始まる語句
皺嗄声