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皇軍
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こうぐん
ふりがな文庫
“
皇軍
(
こうぐん
)” の例文
皇軍
(
こうぐん
)
が香港を占領してから、急にめいめい勝手に作ったもので、それでも日の丸の旗のつもりなのである。
秘境の日輪旗
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
うれしい
皇軍
(
こうぐん
)
の
赫々
(
かっかく
)
たる大戦果により、なんだかちかごろこの地球というものが急に狭くなって、鼻が
悶
(
つか
)
えるようでいけない。これは作者だけの感じではあるまい。
宇宙尖兵
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ああ、マレーの街々も、ボルネオも、セレベスも、次々に
皇軍
(
こうぐん
)
の手に従えられて行く、シンガポールさえも余命いくばくもない頃なのだ。兄さんは一体僕に何を手伝わしてくれるというんだろう。
秘境の日輪旗
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
其
(
そ
)
のとき
柵山南条
(
さくやまなんじょう
)
という二等兵がどうした事か敵前というのに、目に余るほど
遺憾
(
いかん
)
な
振舞
(
ふるまい
)
をしたために、
皇軍
(
こうぐん
)
の一角が崩れようとするので
已
(
や
)
むを得ず、
泪
(
なみだ
)
をふるって其の柵山二等兵を
斬殺
(
ざんさつ
)
したのです。
爬虫館事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“皇軍”の意味
《名詞》
天皇が統率する軍隊。かつての日本の海軍と陸軍。
(出典:Wiktionary)
皇
常用漢字
小6
部首:⽩
9画
軍
常用漢字
小4
部首:⾞
9画
“皇軍”で始まる語句
皇軍相討
皇軍陣地