“柵山南条”の読み方と例文
読み方割合
さくやまなんじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其（そ）のとき柵山南条（さくやまなんじょう）という二等兵がどうした事か敵前というのに、目に余るほど遺憾（いかん）な振舞（ふるまい）をしたために、皇軍（こうぐん）の一角が崩れようとするので已（や）むを得ず、泪（なみだ）をふるって其の柵山二等兵を斬殺（ざんさつ）したのです。
爬虫館事件 (新字新仮名) ／ 海野十三(著)