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百済観音
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くだらかんのん
ふりがな文庫
“
百済観音
(
くだらかんのん
)” の例文
僕の一番好きな
百済観音
(
くだらかんのん
)
は、中央の、小ぢんまりとした明かるい一室に、ただ一体だけ安置せられている。こんどはひどく優遇されたものである。
大和路・信濃路
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
同金銅
釈迦
(
しゃか
)
三尊像や、所謂
百済観音
(
くだらかんのん
)
像や、夢殿の
救世
(
くせ
)
観世音菩薩像、中宮寺の如意輪観音と称する
半跏
(
はんか
)
像の如き
一聯
(
いちれん
)
の神品は、
悉
(
ことごと
)
く皆日本美の淵源としての性質を備えている。
美の日本的源泉
(新字新仮名)
/
高村光太郎
(著)
藤原時代から鎌倉あたり
迄
(
まで
)
は非常に立派な芸術品も作られ、同じ観音様にしても、法隆寺の
救世観音
(
くぜかんのん
)
、
百済観音
(
くだらかんのん
)
、如意輪観音を始め、幾多の世界的名作が遺って居りますが、室町期から徳川時代へと
奇談クラブ〔戦後版〕:07 観音様の頬
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
“百済観音”の解説
百済観音(くだらかんのん)は、奈良県斑鳩町の法隆寺が所蔵する飛鳥時代(7世紀前半 - 中期)作の仏像(木造観音菩薩像)である。日本の国宝に指定されている(指定名称は「木造観音菩薩立像(百済観音)1躯」)。日本における木造仏像彫刻の古例として貴重であるとともに、大正時代以降、和辻哲郎の『古寺巡礼』、亀井勝一郎の『大和古寺風物誌』などの書物で紹介され著名になった。
(出典:Wikipedia)
百
常用漢字
小1
部首:⽩
6画
済
常用漢字
小6
部首:⽔
11画
観
常用漢字
小4
部首:⾒
18画
音
常用漢字
小1
部首:⾳
9画
“百済”で始まる語句
百済
百済琴
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百済貞連
百済国
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百済河成