“白人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はくじん50.0%
しろうと33.3%
シロウト16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
舟まんじゅう、ころ、夜たか、比丘尼びくに、山ねこ、呼出よびだし、躍り子、白人はくじん脚摘あしつみ、地獄、蔭間、等々々の名は、みなそれらの闇の花の代名詞だった。
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
日本では神代の太古から、早く既にあったらしい。中臣なかとみはらいに現われている。「国津罪とは生の膚断ち、死の膚断ち、白人しろうと古久美」
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
謂はゞ、自由劇場における彼の新劇が、素劇の優等なものであつたやうに、一方の新歌舞妓は、白人シロウトの歌舞妓芝居といふ素直な情熱が、大分彼の芸を救うてゐた。其に綺堂の脚本がさうである。
雑感 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)