“癈”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すた50.0%
くさ25.0%
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
悪い病患にすたり切った全身の汚血を、惨めな三十幾年の生涯の最後の夜に、恐ろしい憎むべき、とても大地の上における事実と信じられないような暴虐を受け
地上:地に潜むもの (新字新仮名) / 島田清次郎(著)
何処を見ても、眼を遮るようなものがなくて、ただ、このくされ果てた空屋敷の跡には夕靄がぼんやりと白くかかっているばかりであった。
過ぎた春の記憶 (新字新仮名) / 小川未明(著)
飮みならツて了ツたもんですから、些とめるてえ譯にはまいらないんですよ。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)