“偽癈兵”の読み方と例文
読み方割合
にせはいへい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうしたいやな空想が、ひっきりなしに瑠璃子の頭を悩ました。が、午前中は無事だった。一度玄関におとなう声がするので驚いて出て見ると、得体の知れぬ売薬を売り付ける偽癈兵にせはいへいだった。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)