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癈人
ふりがな文庫
“癈人”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はいじん
87.5%
すたれもの
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はいじん
(逆引き)
どんな病氣か知りませんが、ほとんど
癈人
(
はいじん
)
と言つてよく、床に就いたつきりで、何を訊ねても、はつきりした答はありません。
銭形平次捕物控:266 処女神聖
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
こんな事をして暮して、いったい僕はこれから、どんな身の上になるのだろう。なんの事はない、てもなく
癈人
(
はいじん
)
じゃないか。そう思うと、
呆然
(
ぼうぜん
)
とする。
パンドラの匣
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
癈人(はいじん)の例文をもっと
(7作品)
見る
すたれもの
(逆引き)
がその上命と頼む人に、秋の扇と捨てられたその時にはもう全くの
癈人
(
すたれもの
)
じゃ。のう。お春。
艶容万年若衆
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
癈人(すたれもの)の例文をもっと
(1作品)
見る
癈
漢検1級
部首:⽧
17画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“癈”で始まる語句
癈
癈兵
癈疾
癈者
癈頽
“癈人”のふりがなが多い著者
三上於菟吉
谷崎潤一郎
太宰治
野村胡堂
坂口安吾