“瘴煙”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しやうえん66.7%
しょうえん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夜は聴くましら孤樹こじゆいて遠きを、あかつきにはうしほのぼって瘴煙しやうえんなゝめなるを。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
椒花せうか落つる時、瘴煙しやうえん起る
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
僕も実際初対面の時には、突兀とっこつたる氏の風采の中に、未醒山人と名乗るよりも、寧ろ未醒蛮民と号しそうな辺方瘴煙しょうえんの気を感じたものである。
小杉未醒氏 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)