瘴煙しやうえん)” の例文
夜は聴くましら孤樹こじゆいて遠きを、あかつきにはうしほのぼって瘴煙しやうえんなゝめなるを。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
椒花せうか落つる時、瘴煙しやうえん起る
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)