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瘢
ふりがな文庫
“瘢”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きず
66.7%
きずあと
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きず
(逆引き)
夫婦は心を
協
(
あは
)
せて貫一の災難を
悲
(
かなし
)
み、何程の
費
(
つひえ
)
をも
吝
(
をし
)
まず
手宛
(
てあて
)
の限を加へて、
少小
(
すこし
)
の
瘢
(
きず
)
をも
遺
(
のこ
)
さざらんと祈るなりき。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
此
瘢
(
きず
)
は貴方の一生の瘢よ。そしてあたしの一生の
紀念
(
かたみ
)
だわ。此瘢を見るたんびに、貴方はあたしを思出して下さるでせう。あたしが
風来者
(
ふうらいもの
)
になつちやつて、満洲あたりを
瘢痕
(新字旧仮名)
/
平出修
(著)
瘢(きず)の例文をもっと
(2作品)
見る
きずあと
(逆引き)
その像は巡礼の衣を著し
腿
(
もも
)
に黒死病の
瘢
(
きずあと
)
を帯び、麪包を啣えた犬を従えたものだ。
十二支考:09 犬に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
瘢(きずあと)の例文をもっと
(1作品)
見る
瘢
漢検1級
部首:⽧
15画
“瘢”を含む語句
瘢痕
瘢面
“瘢”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
平出修
南方熊楠