“痩土”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そうど50.0%
やせつち50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それを王宮といえば、後宮三千の美姫(びき)、金銀財宝の山を想像させるような、朝威を形づくったから、何遍だって滅(ほろ)ぶのだ。当然痩土(そうど)の飢(き)民の眼からは、常にそこは大きな物質の対照にされるだろう。
人間山水図巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
夏の頃、彼は窓の下にへちまの種を蒔(ま)いて、痩土(やせつち)に生長して行く植物の姿を、つくづくと、まるで憑(つ)かれたように眺めていた。
冬日記 (新字新仮名) / 原民喜(著)