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痙
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ひ
ふりがな文庫
“
痙
(
ひ
)” の例文
Mはやや静まりかけた頭で学生の怪しい行動を考えていたところで、蒲団の端をさっと
捲
(
ま
)
くられた。そこには学生の
蒼褪
(
あおざめ
)
た
痙
(
ひ
)
きつった顔があった。
死体を喫う学生
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
痙
(
ひ
)
き
攣
(
つ
)
ッて、今はもう、一あしも進めなくなるのを、やッとのことで、町家の並んだ、夜更けの
巷路
(
こうじ
)
まで出ると
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
と、いうような、定かならぬうめきが、聴えたようであったが、闇を掴むかの如く、
犠牲者
(
ぎせいしゃ
)
の両手が、伸びて、
痙
(
ひ
)
き
攣
(
つ
)
ッて、やがて、全身を突っ張ったまま、ドタリと斜めうしろに
仆
(
たお
)
れた。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
父親の、まぼろしの顔が物すさまじく
痙
(
ひ
)
き
攣
(
つ
)
るのが、まざまざと見られる。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
痙
漢検1級
部首:⽧
12画
“痙”を含む語句
痙攣
書痙
痙攣的
胃痙攣
引痙
攣痙
痙攣性
痙攣風
痙斑
痙縮
胃痙