“病肺”の読み方と例文
読み方割合
びやうはい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、奸妻かんさいに悩まされ、病肺びやうはいに苦しまされ、作者と俳優と劇場監督と三役みやくの繁務に追はれながら、しかもなほこの嘲魔の毒手に、陥らなかつたモリエエルは、いよいよ羨望せんばうに価すべき比類の少い幸福者である。
点心 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)