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疾駆
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しつく
ふりがな文庫
“
疾駆
(
しつく
)” の例文
旧字:
疾驅
複雑なる社界の諸現象を映写し
出
(
い
)
でんとにはあらで、或一種の
不調子
(
インコンシステンシー
)
、或一種の
弱性
(
フレールチイ
)
を目懸けて一散に
疾駆
(
しつく
)
したるなればなり。
「油地獄」を読む:(〔斎藤〕緑雨著)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
さかなやの自転車が
疾駆
(
しつく
)
し、おう、けさは、やけに富士がはつきり見えるぢやねえか、めつぽふ寒いや、など
呟
(
つぶや
)
きのこして、私は、暗い便所の中に立ちつくし、窓の金網撫でながら、じめじめ泣いて
富嶽百景
(新字旧仮名)
/
太宰治
(著)
疾
常用漢字
中学
部首:⽧
10画
駆
常用漢字
中学
部首:⾺
14画
“疾”で始まる語句
疾
疾風
疾病
疾走
疾風迅雷
疾呼
疾風雲
疾患
疾駈
疾翔大力