トップ
>
異母妹
>
いもうと
ふりがな文庫
“
異母妹
(
いもうと
)” の例文
「お父上の立場もあります。親のいいつけでもあります。
義母
(
はは
)
や
異母妹
(
いもうと
)
たちの気持もあります。……こんどは
嫁
(
ゆ
)
くときめました」
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その頃は娘達の髪はまだ赤かったが、でも
異母妹
(
いもうと
)
から見ると、
麦藁
(
むぎわら
)
帽子を脱いだお新の方は余程黒かったことを思出した。
船
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
こういう人の側に、山本さんは遠慮勝に腰掛けて、
往時
(
むかし
)
お新や
異母妹
(
いもうと
)
と一緒に菖蒲田の海岸を歩いた時の
心地
(
こころもち
)
に返った。海は山本さんを九年若くした。
船
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
その娘は腹違いの妹の学校友達で、お新と言って、色の黒い
理窟
(
りくつ
)
好な
異母妹
(
いもうと
)
とは大の仲好だった。
船
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
異
常用漢字
小6
部首:⽥
11画
母
常用漢字
小2
部首:⽏
5画
妹
常用漢字
小2
部首:⼥
8画
“異母”で始まる語句
異母兄
異母弟
異母
異母姉
異母姪
異母子
異母胎