“番数”の読み方と例文
読み方割合
ばんかず100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人間は一遍しか恋をし得ないという諺が西洋にある。恋は痲疹はしかなりとも言う。その反対に幾度もする奴があるけれど、僕は矢張り番数ばんかずかない組だろう。
妻の秘密筥 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
諸士の試合の番数ばんかずは進んだ。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
演技の番数ばんかずは、佳境らしい。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)