留錫りうしやく)” の例文
次に遊行上人いうぎやうしやうにんの事が書いてある。手紙を書いた文政十一年三月十日頃に、遊行上人は駿河國志太郡燒津するがのくにしだごほりやいづの普門寺に五日程、それから駿河本町の一華堂に七日程留錫りうしやくするはずである。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)