男惚おとこぼ)” の例文
器量はたぎっていと云うのではありませんが、何処どこ男惚おとこぼれのする顔で、愛敬靨あいきょうえくぼが深く二ツいりますが、ものさし突込つッこんで見たら二分五厘あるといいますが、たれか尺を入れたと見えます。
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)