甲夜よい)” の例文
床の上へ起き直ッて耳をすまして見ると、家内は寂然しーんとしていて、ねずみの音が聞えるばかり……自分はしばらく身動かしもせず、黙然としていたが,ふと甲夜よいに聞いたことを思い出して
初恋 (新字新仮名) / 矢崎嵯峨の舎(著)