由縁いうえん)” の例文
(仙台政宗の歌に、山あひの霧はさながら海に似て波かときけば松風の声。)一里三十丁細久手ほそくて駅。此近村に一のみの清水といふあり。由縁いうえんつまびらかならず。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)