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産出
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うみだ
ふりがな文庫
“
産出
(
うみだ
)” の例文
実際方面における抱負も或る人々の思うように
万更
(
まんざら
)
詩人的空想から
産出
(
うみだ
)
したユートピヤ的あるいは志士気質の自大放言ではなかった。
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
『だつて君、考へて見たまへ。形の無いところに形が見えたり、声の無いところに声が聞えたりするなんて、それそこが君の
猜疑深
(
うたがひぶか
)
く成つた証拠さ。声も、形も、其は皆な君が自分の疑心から
産出
(
うみだ
)
した幻だ。』
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
池辺三山が評して「造物主が天地万物を
産出
(
うみだ
)
す時の
苦
(
くるし
)
み」といったは当時の二葉亭の苦辛を能く語っておる。
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
“産出”の意味
《名詞》
産物・物資を生産すること。
物資がとれること。
環境等の影響で、ある種のものや状態がうまれること。
(出典:Wiktionary)
産
常用漢字
小4
部首:⽣
11画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“産”で始まる語句
産
産褥
産屋
産衣
産毛
産土
産土神
産婆
産声
産湯