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くらしかた
ふりがな文庫
“
生活方
(
くらしかた
)” の例文
兄や
嫂
(
あによめ
)
の近頃のお
生活方
(
くらしかた
)
だの、御家人どもが争って、宏壮な
居館
(
やかた
)
を建てたり、飲んだり遊び明したり、私闘に日を暮したりしている有様をながめると、わしの心は楽しまぬ。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
というのは木地師の
生活方
(
くらしかた
)
が、杣夫や村人よりも万事万端、進んでもおれば立派だからでもあった。「木地師ではなくておさむらいさんのようだ」これがかれらの評語であった。
剣侠受難
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
婦人記者は美しい声で、この文人がボストンに来た用向きから、その最近の
作物
(
さくぶつ
)
や
生活方
(
くらしかた
)
迄こまめに
聞
(
き
)
き
訊
(
たゞ
)
した。リレエは丁寧に一々それに返辞をした。すると、最後に婦人記者は訊いた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
つまり、世間の人のやる人情のある
生活方
(
くらしかた
)
の真似ごとをして
独
(
ひと
)
り慰めていたおれだが……
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そしてご自分の
生活方
(
くらしかた
)
も下界の人間とは差別を立てられ家には住まず
窩
(
あな
)
に住まわれた。
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
活
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
“生活方”で始まる語句
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