生干なまぼし)” の例文
……早い処が、はい、この八ツ目うなぎ生干なまぼしを見たような、ぬらりと黒い、からびた老耄おいぼれも、若い時が一度ござりまして、その頃に、はい、えかい罪障を造ったでござります。
山吹 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)