瓦当がとう)” の例文
旧字:瓦當
破笛『ホトトギス』の瓦当がとう募集に応じ今またこの雑誌の裏画を画く。前日『虫籠』に出だしたる「猿芝居」の如き小品文の上乗なる者なり。その多能驚くべし。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
達磨だるま百題、犬百題、その他何十題、何五十題といふが如き、あるいは瓦当がとうその他の模様の意匠の如き、いよいよ出でていよいよ奇に、滾々こんこんとしてその趣向のきざるを見て
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)