“玻璃盤”の読み方と例文
読み方割合
はりばん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
玻璃盤はりばんうずたかく林檎りんごを盛ったのが、白い卓布たくふの上にあざやかに映る。林檎の頬が、暗きうちにも光っている。蜜柑を盛った大皿もある。そばでけらけらと笑う声がする。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)