“王世貞”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おうせいてい50.0%
わうせいてい25.0%
わうせうてい25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
徂徠の奉じて立った復古学は徂徠に先立つことおよそ百五十年前明朝嘉靖かせいの頃の学者李于鱗りうりん王世貞おうせいていらの称えたものである。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
画力は三百年、書力は五百年、文章の力は千古無窮とは王世貞わうせいていの言ふ所である。しかし敦煌とんくわうの発掘品等に徴すれば、書画は五百年をけみした後にも依然として力を保つてゐるらしい。
侏儒の言葉 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
画力ぐわりよくは五百年、書力しよりよくは八百年とは、王世貞わうせうてい既にこれを云ふ。されどなる可く長持ちのする作品を作らうと思ふのは、これまた我々の随意なり。
雑筆 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)