“おうせいてい”の漢字の書き方と例文
語句割合
王世貞100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
徂徠の奉じて立った復古学は徂徠に先立つことおよそ百五十年前明朝嘉靖かせいの頃の学者李于鱗りうりん王世貞おうせいていらの称えたものである。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
画力は三百年、書力は五百年、文章の力は千古無窮とは王世貞おうせいていの言う所である。しかし敦煌とんこうの発掘品等に徴すれば、書画は五百年をけみした後にも依然として力を保っているらしい。
侏儒の言葉 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)