“玉雫”の読み方と例文
読み方割合
たまだれ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
古寺の軒端のきばからも玉雫たまだれが落ちて瓔珞ようらくの音をたてる。外はしめやかな時雨。柴の乾きがよいので、炉では焚火の色が珊瑚さんごを見るよう。お絹は飽かずに語りつづける。
大菩薩峠:07 東海道の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)