玉貌ぎよくばう)” の例文
大豆右衛門、二十三歳の時、「さねかづら取りて京の歴々の女中方へ売べしと逢坂山あふさかやまにわけ登り」しが、たまたま玉貌ぎよくばう仙女せんぢよと逢ひ、一粒いちりふ金丹きんたんを服するを得たり。
案頭の書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)