状師じょうし)” の例文
米国の費府大学で状師じょうしの免状をとり、まだ若冠だが出来がよく、訴庭で法官と輸贏ゆえいを争ってもヒケをとるような男ではないが、因循する性質で、大切な時を尻込して失敗しくじってばかりいる。
湖畔 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)