今それ等の原始的作品から飜つて谷崎氏の文章に接すると、河岸の物揚場を歩いた後、広い公園の中へでも這入つたやうな心持がする。
こんな有様なので、わたくしが月を見ながら歩く道順は、佃のわたし場から湊町の河岸に沿ひ、やがて稲荷橋から其向ひの南高橋をわたり、越前堀の物揚場に出る。
“物揚場(岸壁)”の解説
船舶の係留施設
岸壁(がんぺき)とは、港湾の埠頭における係留施設の一種。係船岸壁、あるいは係船岸(けいせんがん)とも。港湾法では港湾施設の一つと位置付けられている。水域に対して壁状の構造をなしており、船舶を係留して人や貨物の積み卸しができるようになっている。岸壁と同構造で水深が4.5m未満のものを港湾では物揚場(ものあげば)といって区別するが、岸壁と物揚場との間に本質的な差異はないので、本項では物揚場も含めた岸壁構造物について概説する。
岸壁・桟橋には数字とアルファベットがふられており船の航行や国際信号旗で使われている。
(出典:Wikipedia)
岸壁(がんぺき)とは、港湾の埠頭における係留施設の一種。係船岸壁、あるいは係船岸(けいせんがん)とも。港湾法では港湾施設の一つと位置付けられている。水域に対して壁状の構造をなしており、船舶を係留して人や貨物の積み卸しができるようになっている。岸壁と同構造で水深が4.5m未満のものを港湾では物揚場(ものあげば)といって区別するが、岸壁と物揚場との間に本質的な差異はないので、本項では物揚場も含めた岸壁構造物について概説する。
岸壁・桟橋には数字とアルファベットがふられており船の航行や国際信号旗で使われている。
(出典:Wikipedia)