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牙山
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がざん
ふりがな文庫
“
牙山
(
がざん
)” の例文
「このやろう、
今日
(
きょう
)
こそは承知ができねえぞ、さああばれるならあばれて見ろ、
牙山
(
がざん
)
の腕前を知らしてやらあ」
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
かれは
日清戦争
(
にっしんせんそう
)
に出征して
牙山
(
がざん
)
の
役
(
えき
)
に敵の大将を銃剣で
刺
(
さ
)
したくだりを話すときにはその目が輝きその顔は昔のほこりにみちて
朱
(
しゅ
)
のごとく赤くなるのであった。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
最敬礼のもっともきらいなのは生蕃であった、生蕃はいつもかれを
罵倒
(
ばとう
)
した。生蕃は大沢一等卒が
牙山
(
がざん
)
の戦いで一生懸命に逃げてアンペラを頭からかぶって
雪隠
(
せっちん
)
でお念仏をとなえていたといった。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
牙
常用漢字
中学
部首:⽛
4画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“牙”で始まる語句
牙
牙彫
牙城
牙歯
牙門
牙旗
牙営
牙彫師
牙向
牙軸