“牙彫師”の読み方と例文

読み方	割合
げぼりし	100.0%

げぼりし

絵の道であれ、刀鍛冶（かじ）であれ、牙彫師（げぼりし）から、腰元彫りの名人——まあ、江戸一といわれる人間で、わしの許（もと）に出入りせぬ者はない。

雪之丞変化 (新字新仮名) ／ 三上於菟吉(著)

大声でしゃべっても、聞く耳もねえ。あっしはこれでも堅気（かたぎ）一方な牙彫師（げぼりし）というわけで、御覧の通り、次の間は仕事場ですよ

雪之丞変化 (新字新仮名) ／ 三上於菟吉(著)

見送る、雪之丞——女中どもの前では、どこまでも、役者と、牙彫師（げぼりし）——

雪之丞変化 (新字新仮名) ／ 三上於菟吉(著)

牙	常用漢字 中学 部首:⽛ 4画
彫	常用漢字 中学 部首:⼺ 11画
師	常用漢字 小５ 部首:⼱ 10画