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片鎌
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かたかま
ふりがな文庫
“
片鎌
(
かたかま
)” の例文
手が、塀の上にとどくと、虎之助は身を
弾
(
はず
)
ませて、家来の肩から離れた。すぐひとりが下から
片鎌
(
かたかま
)
の槍をその手へ渡す。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
片鎌
(
かたかま
)
の
槍
(
やり
)
を持って一同のうしろへ来ていた。この槍は、彼が十八歳のとき、鳥取城の
搦手
(
からめて
)
で功名をたて、その折、秀吉にねだって拝領した彼のまたなき愛槍であった。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
虎之助は、その
片鎌
(
かたかま
)
の槍をしごいて、敵兵二、三名を引っかけた。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
片
常用漢字
小6
部首:⽚
4画
鎌
常用漢字
中学
部首:⾦
18画
“片”で始まる語句
片
片隅
片手
片端
片頬
片方
片時
片側
片膝
片足