爪哇ジャワ)” の例文
〔補〕上に書いたジャガタラズイセンは爪哇ジャワ水仙の意を表わしたものなれど、これは決してジャワのジャカトラの産ではなく
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
その文異同ある故ふたつながら参酌して書くと、〈阿魯あろ国一名唖魯、西南の海中にあり、その国南は大山、北は大海、西は蘇門荅剌スマトラ国界、国語婚喪等の事爪哇ジャワと相同じ、山に飛虎を出す
印度インドは既に亡びて英国に属し、爪哇ジャワはその制を荷蘭オランダに受け、暹羅シャムはその命を英国に聞き、近時安南アンナンた疲れて仏蘭西フランスに帰する等、漠々たる亜細亜大陸の広き、能く独立の躰面を全うし
祝東京専門学校之開校 (新字新仮名) / 小野梓(著)
祭司次長、ウィリアム・タッピングという人で、爪哇ジャワの宣教師なそうですが、せいの高い立派なじいさんでした、が見兼ねて出て行って、祭司長にならんで立ちました。式場はしいんと静まりました。
ビジテリアン大祭 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)