“燕順”の読み方と例文
読み方割合
えんじゅん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで第四隊にいたその二将を、第一隊に入れ代え、燕順えんじゅん矮虎わいこ楊雄ようゆう朱同しゅどう柴進さいしん李俊りしゅんなどを二陣三陣として、城下へせまった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「賊のかしらは、こちら側に居並んでいる者たちで、上から順にいえば、錦毛虎の燕順えんじゅん矮脚虎わいきゃっこの王英、白面郎の鄭天寿ていてんじゅ
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
山東の宋公明そうこうめいについて、花栄かえい知寨ちさい秦明しんめい総監、鎮三山の黄信こうしんなど、みな官途をすてて義を誓い、それに清風山の燕順えんじゅん矮虎わいこ、白面郎まで従がッて、これから梁山泊へ行く途中だそうだ
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)